今年は2019年だと思っていた。
しかし明らかに時は進んでいた。
コンビニに入り新聞の日付を見てみると3036年の文字がそこにはあった。
さらに年を越す瞬間の記事があった。
このあとなんやかんやあって
今は…3036年なのか…。
そんな驚きが自分を包み込む。
2019年の始まりだと思っていたのに千年もすっ飛ばしてしまった。
そんな驚きとともに通知が来る。
この時代にハゲは…いない…!? なるほど、見回してみると確かにハゲがいない。
それだけじゃなく、空飛ぶ車や空中に浮かぶ街、この空間で浮いてる私。
すごい…すごすぎる…!
ぶらぶら町を歩き回っていると知り合いに出会った。
こいつは…すぺきゅあか…。 とりあえず新年の挨拶をしておこう。
あけえええええええええって返されたことは今までになかった。
ひろこ「ぶっちゃけさ…なんでお前ら千年も経ってるのに生きてんの?設定ガバくない?」
すぺきゅあ「それはテクノロジーのおかげだよ。テクノロジーが私たちの生活を豊かにしたんだよ。」
テクノロジーの進歩が凄いことになったらしい。確か私の時代では人生100年時代とか言われてたはずなのにすでに人生1000年時代に突入していた。
すぺきゅあ「さすがに1000年も経つとみんな変わってしまったよ。ひろこさんも失われた1000年を取り戻すために色々見て回ったらいいよ。」
そう言われ、ちょっとした旅に出ることにした。そこで見えてきたことだが、コルクさんは石油王になり、れっちきはアフリカで暮らし、 kitiさんはFXに手を出して借金地獄に陥ってるらしかった。
旅をしてる中で色々と驚かされたことはやっぱりテクノロジーだ。
ひろこ「えっ!?現金いらないんすかぁ!?」
店員「当たり前でしょ、というか現金なんてもう使えないよ。完全キャッシュレスなんですが。」
ひろこ「画鋲買えないじゃ〜ん!がびょ〜ん!!」
社会はキャッシュレスに移行した。
ひろこ「宇宙にいけるの!?!」
受付「いけますよ?とりあえず月まで無料でいってみますか?」
ひろこ「無料で月まで行けちゃうの!?ツキがあるなぁ〜〜私は!」
宇宙にも簡単にいけた
あおし「あれ、ひろこやん」
ひろこ「家族揃って初詣ですか!」
あおし「せやでー、家族全員でいくんや」
ひろこ「あれっ?なんか、いなかったっけ妹みたいなの」
あおし「そんなやついないで」
あおしはあおしゃネタのことを忘れていた
ひろこ「水星…金星…地球…火星…土星…あれ?木星ってなかったっけ?」
アシュラ「ひろこさん知識ふるw まだわかめとかたべてんの? 木星は最近の研究で実在しないことがわかってね、その影響で木曜日も無くなったんだよ」
ひろこ「えぇっ!?木曜日がないの!?すげー!テクノロジーすげー!」
木曜日はなくなっていた。
ひろこ「この時代にはブログがないんだなー」
シンティ「当たり前だろ、ブログには無駄が多いんだ。生産的じゃない。」
ひろこ「えぇっ!?ブログいらないんだ!!?!?」
シンティ「そうなんだ、もうブログは書かなくていいんだ。テクノロジーがそれを許したんだ」
ひろこ「まじかー!!すげー!確かに昔から生産的じゃないなって思ってた!先見の明!!!!」
3036年は木曜日とブログがない世界が広がっていた。未来は明るい
ばかなの?